糖尿病急増中!

糖尿病の疫学

国際糖尿病連合(IDF)が示した糖尿病アトラス第11版によると、糖尿病の脅威は全世界で増大しており、実に世界の9人に1人が糖尿病で、8人に1人が糖尿病予備軍に相当し、さらにその数は増え続け、2050年には8億5300万人と予測されています。日本は糖尿病大国の一つで、世界の上位10位に入っています。日本が含まれる西太平洋地域は、世界でも最も糖尿病人口が多く、厚生労働省の発表では、糖尿病患者数、予備軍はいずれも約1000万人と推計され、直近20年間で増加傾向です。糖尿病を、早期発見し治療を開始することで、合併症の発症を予防あるいは遅らせることができると考えられていますが、世界中の多くの患者は、合併症を1つ以上発症してから糖尿病と診断されており、その機会を逃してしまっている状況にあります。日本には外国では稀な、健康診断というシステムがありますが、その健康診断で高血糖を指摘されても、無症状を理由に放置し、検査や治療を受けていない方が大勢います。糖尿病は進行性の病気です。放置するという選択肢はありません。

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