糖尿病が強く疑われる人や、可能性を否定できない「予備群」が、合わせて2210万人と 推計されることが、厚生労働省の「2007年国民健康・栄養調査」で分かりました。
糖尿病が疑われる人は、10年前と比べ約1.3倍に増え、増加ペースが加速しています。
自分は大丈夫と思っているあなた!あなたは隠れ糖尿病ではないですか?
糖尿病は初期だとほとんど自覚症状がありません。そのため健康診断で異常を指摘されて、治療が必要と言われたことがあっても、そのまま治療を受けない人が大勢います。糖尿病が疑われる人の約4割は、ほとんど治療を受けたことがない人という報告もあります。
また糖尿病は、時々刻々と変化していきます。そのため常に正しく病態を見極め(検査)、その病態に合った治療の調節・継続が大変重要です。